RYアーキテクツに/駒沢公園施設活用検討/東京都生活文化スポーツ局

　東京都生活文化スポーツ局が計画している駒沢オリンピック公園総合運動場での新施設整備方針案について、財務局が「駒沢オリンピック公園総合運動場の施設活用検討委託」を希望制指名競争入札した結果、３７００万円（税別）でＲＹアーキテクツに決めた。６者が指名を受け、１者が不参加、３者が辞退した。
　同運動場では、陸上競技場内のサービスセンター２３０㎡、トレーニングルーム１９９６㎡、会議室Ａ・会議室Ｂの４００㎡について、移転などの対応が必要と見込まれている。
　業務では、現地調査や施設管理者へのヒアリングを実施する。災害時拠点として使用する場合に必要な機能を調査して計画に反映し、機能別の床面積一覧表と機能配置平面図を作成する。トレーニングルームでは、施設管理者と利用者へのアンケートで運営状況を把握し、近隣施設の同業態施設も調査して代替性を検討する。管制塔の併設や屋外プール施設の撤去・仕上げ工法なども検討項目に含める。
　これらの調査・検討結果を踏まえ、整備概要や利用規模、想定収支、概算工期、概算工事費を含む方針を策定する。
　履行期限は２０２５年３月２４日。履行場所は世田谷区駒沢公園１－１。