三井不動産レジデンシャルと三井不動産は、中野駅北口で開発中の新街区「パークシティ中野」に建設する住宅棟のコンセプトルームプレス内覧会を開いた。両社が参画する囲町東地区第一種市街地再開発事業で建設する2棟のタワーレジデンスで、ライブラリーラウンジやフィットネスルーム、テラスなど多様な共用部を備える。5月3日から事前案内会を開始する。2025年12月の竣工を目指している。
同街区に建設するのは、「パークシティ中野ザタワーエアーズ」「パークシティ中野ザタワーブリーズ」の住宅棟2棟と、スーパーマーケットや飲食・物販店舗、オフィスが入居予定の「中野M-SQUARE」の3棟。中野駅からペデストリアンデッキで接続するほか、四季の森公園の緑ともつながり、駅前のランドマークとしてにぎわいを創出する。
住宅棟の外観は、低層部を大地の層、森の層で構成する「にぎわいの丘」、高層部は見晴らしのいい「都市の雲」のイメージでデザインした。遮る建物がなく日当たりが良い南向き住戸は、ワイドスパン中心のプラン構成となっており、リビングダイニングの天井高さは最大3000mmと、開放的でゆとりのある空間設計となっている。
施設概要は、エアーズ(545戸)がSRC造地下2階地上24階建て延べ5万8955㎡。中間免震構造を採用。ブリーズ(262戸)はSRC造地下1階地上20階建て延べ2万8108㎡で基礎免震構造を採用する。オフィス・商業棟はS・RC・SRC造地下2階地上12階建て。設計・総合監修を佐藤総合計画、施工を東急建設、建物・ランドスケープデザインを光井純ランドアソシエーツ建築設計事務所が担当している。建設地は東京都中野区中野4丁目。22年9月に着工した。
プレス内覧会は、「ハーモニータワー」(中野区本町1-32-2)11階に開設したレジデンシャルサロンで開いた。
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三井不レジと三井不動産/囲町再開発の住宅棟で内覧会/高層部は「都市の雲」
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