東京都渋谷区は、「公園通り西地区第一種市街地再開発事業」「神南二丁目・宇田川町地区地区計画の変更」「高度利用地区(公園通り西地区)の変更」の都市計画決定を告示した。再開発事業は2026年度の着工、31年度の完成を目指している。
再開発棟の規模は地下3階地上34階建て延べ約7万3900㎡、高さ約150m。共同住宅のほか、店舗や事務所、サービス施設を備える。
計画地は宇田川町2-1ほかの敷地約1.4ha。渋谷ホームズと神南小学校が立地する。神南小の建て替えとともに、再開発事業の中で道路と敷地の高低差解消や歩行者ネットワークの強化など、官民連携による地区の課題解消に取り組む。約4600㎡の広場や歩行者の回遊性を高める歩道状空地も整備する。事業協力者として清水建設と東急不動産が参画している。
小学校新校舎の想定規模は5階建て延べ1万1500㎡。運動場を最大限確保するため、建築面積を最小化して機能を積層させるほか、階段や吹抜を設けて運動場と上層階のつながりを強め、回遊性を生み出す。26年度の着工、28年度の完成を目指す。
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公園通り西地区を都計決定/26年度着工、完成は31年度/渋谷区
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