京急蒲田センターエリア北地区再開発準備組合が、東京都大田区で計画する再開発施設の概要が分かった。集会室、商業施設、住宅などで構成する、延べ4万6180㎡規模、高さ75mの複合施設を建設する。2025年度中の都市計画決定を経て、28年度の着工、32年の竣工を目指す。
複合施設は、地下1階に駐輪場と集会室、地上1-2階に商業施設を配置し、4-21階までを計480戸の共同住宅とする計画。首都圏不燃建築公社と三井不動産レジデンシャルが事業協力者として参画している。
再開発に当たり、大街区化と公共施設再編を一体的に行うことで公共的空間をつくりだす。滞留空間の創出による防災力の強化、エリアマネジメントによる商店街やまちの活性化、地域価値の向上を目指す。
建設地は、蒲田4-3~9番街区の敷地5130㎡で、3570㎡を建築面積に充てる。同地区に隣接する「南第一地区」「南第三地区」では、共同化に向けて合意形成を進めている。
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25年度の都計決定目指す/4.6万平米の複合施設/京急蒲田センターエリア北地区
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